ドライバー不足によって、積載量を少しでも増やしたいダンプトラックの輸送業界の現状に対して、車のデザインで答えた製品。36tの大型車として、アルミ製のボディーで強度・耐久性を保ったまま大幅な軽量化をし、車軸の特殊設計によって経費削減を実現。また、電子制御ブレーキによって、安全性を向上させた。さらに、アルミを生かした軽快な外装デザインにより、トラックの重苦しい見た目のイメージを変える挑戦もある。
慢性的な業界の人手不足、深刻化する経験者不足に対して、道具の側から、安全、軽さ、経済的、見た目のスマートさといったソリューションを提示し、様々な課題解決に貢献している。
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自社開発のフラッツモール型シャシーには、エアサスペンション、ツインリフトアクスルを搭載し、更に、ROC(横転抑制装置)内蔵のEBS(電子制御ブレーキ)を標準装備と致しました。これらの装備により、経済性、安全性を大幅に向上致しました。
海外のパーツを多用したSENOプロデュースとのコラボレーションにより、最先端のデザインになりました。ボディーには、軽量アルミベッセルを採用。スチールに比べ、約1,200kgもの軽量化を実現致しました。これにより、積載量も大幅アップです。床面には耐摩耗ゴムを張り付け、耐久性も、更に向上致しました。
GVW36トンのダンプトレーラでは、国産で日本初となる、コダイラの技術の集大成です。
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■写真C: | GVW36トンクラスでは国産で日本初となる、アルミダンプトレーラです。 |
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■写真D: | ボディー内側、フロアーには、摩耗を軽減し、荷滑りが良い、耐摩耗ゴムを貼り付け、耐久性を向上致しました。 |
■写真E: | 燃費向上、タイヤ消耗削減、通行料金削減等、様々な経済効果をもたらすツインリフトアクスルと、軽量で、美しい外観のアルミベッセルです。 |
参考: | 2016年10月施行、保安基準の細目を定める告示等の改正 『降伏点(N/mm2)×2』を『降伏点(N/mm2)×8』と読み替えて適用する事が出来る。 (特定の条件を満たす構造に於いては、前壁・側煽り・後煽りに要求される強度を、1/4とする様に改正されました。) |
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主要緒元・仕様 | |||
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車名・型式 | KDAR315CAG | ||
主要寸法 | 重量 | ||
ホイールベース | 7,500mm | 第5輪荷重 | 11,000kg以上 |
内法長 | 8,200mm | 車両重量 | 7,990kg |
内法幅 | 2,200mm | 車両総重量 | 35,990kg |
内法高 | 1,000mm | 容積 | |
荷台板厚 | 18.0㎥ | ||
フロアー | 6.0mm アルミ+10mm耐摩耗ゴム | ダンプ角度 | |
サイド | 4.0mm アルミ | 45° | |
フロント | 4.0mm アルミ | 最大積載量 | |
リヤ | 6.0mm アルミ | 28,000kg |